ロペス・ヒメネス・ハビエール 2014年入社
株式会社 川金コアテック
私はスペインの大学で学士課程を修了した後、日本の大学院に進学しました。地震工学や耐震技術に興味を持ち、その分野で先進的な日本での研究を希望したからです。実際に研究する中で、地震対策の分野で働くには日本が最適だと確信し、海外での就職を決意しました。川金コアテックの選考に進んだのは、研究室でその製品に触れ魅力に感じたからです。面接時には外国籍に対しての配慮が行き届いていることを感じ、ここなら自分の強みを活かして働けると思いました。入社後は、バングラデシュやミャンマーのプロジェクトに参加したことがきっかけで、海外営業部に所属することになりました。現在は、川金コアテックの海外事業部で副部長を務めています。管理職になり、川金グループが日本で培ってきた技術やノウハウを世界に伝えることが私の役割になりました。実際に、海外でも私たちの技術で建物が建ち、橋が架かるという実績が増えています。今後も、多くの国々とつながりを深め、後進を育成し、グループ全体のパフォーマンスをさらに向上させていきたいと考えています。
私の場合、川金グループというダイナミックな企業で働きながら、日本企業ならではの魅力も感じられるという、両方の面白みを味わうことができています。加えて、川金の技術を世界の人たちに知ってもらうという仕事をすることによって、日本の企業である川金グループが、世界の中でどう見られているのかを意識させられます。私は、川金の技術が世界でも類を見ないくらいに高く評価され、尊敬を集めているということに自信を持っています。多様な文化をしっかりと受け入れ、コミュニケーションを円滑に行うことができる風土を持っている。さらに、変化が激しいグローバルな環境の中でも柔軟な対応力を発揮している。そんな川金グループの一員として仕事をしていることを、とても誇らしく感じています。これからも、他社が手を付けていない新しい市場や技術に挑戦し、ゼロからプロセスを構築していきたいと思っています。