Interview 012

株式会社松田製作所
2016年入社/
管理部 人事総務課兼経理課
杉山 博紀

長くいることで築ける信頼関係で
社員に寄り添い続けたい
Column 001

『自分だから』できる仕事で成長し続けたい

会計の専門学校を卒業した後、新卒で入社した会社では経理課に配属になり、伝票入力や社員の食券発行等の事務作業を担当していました。その会社で働き始めて1年半経った時、ふと『このまま事務作業を淡々とこなす日々でいいのか』『もっと“自分だから”できる仕事がしたい』そう思い、思い切って転職を決意しました。バックオフィス全般の業務に従事できる会社を探していた中で、弊社に出会いました。100年近く続く企業でありながら、業務範囲の担当分けが細分化しておらず、業務は“見つけられるものすべて”を経験できる。当時の自分にとって成長幅の可能性がある会社だと感じ入社を決意しました。『杉山に聞けば何とかなる』、そう思われる存在を目指し、入社後は、就業規則等の規程改定や新設、労務管理業務、採用業務や総務業務も含めてできる業務を幅広く吸収していきました。

ある一日のスケジュール

8:30
その日のスケジュール確認後、朝礼と定例ミーティング。
10:00~12:00
来客対応
15:00
勤怠管理システム導入ミーティング
17:00
入社者準備ののち退社
Column 002

0を1に。社員が働きやすい環境整備にやりがいを感じます

現在の業務範囲も入社時から変わらず多岐にわたります。自分で手を挙げれば、業務の幅を拡げることができる裁量の多さも、弊社の管理部門の魅力の一つだと感じています。例えば、現在比重を置いている労務管理システムの導入も、もともと自分で手挙げして動いていることの一つ。声を上げたきっかけは、管理部門の本来の目的に対する時間が削られていると感じたからです。私たちの業務の大きな目的は“社員の働く環境を豊かにすること”だと思っています。そのために、社員の声を直接抽出することも大切な時間だと考えている中で、労務管理に時間がかかりその時間の確保が困難になっていました。様々な方法を考えたうえで、上長に労務管理システムの導入を提案し、交渉。了承を得てからは、業者の選定と比較検討、社内プレゼンと新導入システムの社員説明資料の作成と説明、そして運用開始…。実際に社内システムとして走らせ始めるまでには、時に気の遠くなるような労力と時間がかかります。でも、それをやり切ったときの達成感は何よりのやりがいになっていますし、この経験値は財産だなと感じています。それが0を1にする業務に携われる管理部門の楽しさでもあり、やりがいでもあります。

Column 003

長く働くことで築ける信頼関係がある

管理部門の中での自分の立ち位置をいつも客観視しながら、業務を遂行してきました。前述した通り、管理部門にとって一番大切なのは“社員”です。社員がどうしたら安心して働けるか、より満足できる社内環境は何か…そんなことを考えながら業務を進めています。そのためには現場社員と管理職社員を繋げるパイプ役を全うすることこそが一番の目標であり、自分の役割だと思っています。また、変革する世の中の動きを敏感にキャッチし、自分の市場価値を高め会社に貢献していくことにフォーカスすることも、今後の目標の一つです。製品の技術力では国内の業界1位である弊社が、働く環境も社員にとって一番でありたいと思っています。転職が当たり前になったこの時代に一つ思うことは、『5年、10年働き続けたからこそ見える景色がある』ということ。それは自分が8年目になった今、培ってきた信頼関係が芽を出し始めたと感じるから。長く勤められる会社選びをするのも、よい選択なのではと感じています。